2つの東洋美術展覧会を見て‥

今年に入って“北京故宮博物院200選”と“ボストン美術館 日本美術の至宝”の2つの展覧会を東京、国立博物館 平成館に見に行きました。

カティは元々西洋美術の方が好きで、欧米の美術館、博物館を訪れて絵画、彫刻を鑑賞する方でした。それが日本で開催された東洋美術の展覧会を見に行こう‥と思いたったのには2つの訳があります。

1つは昨年秋、台湾旅行で訪れた台北故宮博物院で貴重な収蔵品を目にした事がきっかけでした。1日ではとても全部を鑑賞する事はできない‥とあって、鑑賞できたのはほんの一部でしたが、その素晴らしさに目を見張りました。

正直言って、蒋介石が最も素晴らしい品はすべて台北故宮博物院に運び去った‥と言われているだけに、“北京故宮博物院200選”は台北故宮博物院ほどの感激はなかったかな?とも思います。でも(3時間待ちの清明上河図は見れなかったにしろ)時間とお金をかけた値打ちはあったと思います。

写真はまだ雪の残る国立博物館 平成館入り口の入場の列

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展示品は撮影禁止で御紹介できませんが、乾隆帝遺品や肖像画等、誰でも一度は目にし、記憶のある品々が時間の経つのを忘れるほどです。

さて、もう1つの展覧会“ボストン美術館 日本美術の至宝”を鑑賞に出かけたきっかけですが、学生時代の歴史教科書の挿絵注釈に“ボストン美術館蔵”と書かれていたのをたびたび目にした事でした。その時は、なぜボストン美術館には日本の美術収蔵品が多いのだろう?と思っていました。

時を経て、大人になりニューヨークを再訪する機会が訪れました。その時既に一度ニューヨークとワシントンを訪れていたので、2度目にはニューヨークとボストンという組み合わせにしたのです。

ボストンに確か3泊もしたと記憶します。先に美術館を訪れればよかったのに、ボストン市内及び郊外の見学を先行させたため、観光初日は茶会事件の船や郊外のハーバード大学を訪れ、翌日ボストン美術館に向かいました。

朝乗ったタクシーに「Boston Museum!」と行先を告げたのに通じません。アレ!おかしいな?と思い、あわててガイドブックを開くとなんと日本でいうボストン美術館はMuseum of Fine Artsというのが正式名称で、日本語に訳すと“美術館”というのです。やれやれ…そしてタクシーが美術館に到着した所、なんと休館日!よくよく調べなかった自分がいけなかったにしろ、ボストンまで行って踏んだり蹴ったりでした。それが今回の東京での“ボストン美術館 日本美術の至宝 ”鑑賞にでかけた理由です。

現在の日本にあったら、国宝が重要文化財といわれるだけあって、これだけの美術品が現在の日本に存在しないのは残念であるのと同時に、明治時代の廃仏毀釈、大正時代の関東大震災、昭和の第2次世界大戦を潜り抜け、これら美術品がボストン美術館に収蔵されなかったら、今日まで存在しえたのかな?と思うと複雑な思いにかられます

上記2つの東洋美術展のカティお奨めは“絵巻物”。現代でいうマンガでストーリ仕立てになっているので、どんなに列に並んでも、時間がかかっても見ごたえがあり、飽きる事がありません。


写真は桜咲く国立博物館 平成館入り口

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