一周忌 at 玄治店(げんやだな) 濱田家 人形町

早いもので、亡父の葬儀から1年がたち、一周忌を迎えます。菩提寺で法要を営んだ後、東京 人形町の料亭 玄治店(げんやだな)濱田家で会食をしました。

濱田家は江戸時代、将軍家の御典医、岡本玄治が幕府から拝領された地に由来する玄治店(げんやだな)の跡地に大正元年創業した料亭です。

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玄治店(げんやだな)を有名にしたのは、歌舞伎「与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)」です。」あらすじはブログの最後に簡潔にお話しすることにして、献立を紹介いたしましょう。

前菜 (中央から、1、オクラ、フルーツトマトの白和え 左手前、1、ホタル烏賊、菜の花辛し和、奥、 1、チーズ入カステラ玉子、絹皮寿し ふり柚子、右手前、1、稚鮎南蛮漬け、ペコ玉、タラの芽)
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まず前菜をいただいてお料理の美味しさにビックリ!私は東京で本格的日本料理を食べに行く機会が少なく、日本料理は京都に限る!と思っていたものですから、東京にルーツを持つ店でこれほど美味しい日本料理を食べられるとは驚きでした。

椀盛 (胡麻豆腐、大星、天豆、色紙独活、木の芽 清汁仕立)
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今までいただいた椀の中で、人生一番の椀‥と言っても過言ではないでしょう。

造り その1 (烏賊細引、おろし生姜、煎胡麻)
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造り その2 (鰹、打茗荷、芽葱、花穂)
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私は、造りは醤油とワサビでいただくものばかりでしたが、この店の造りはそれぞれ専用の味付けがあり、それが素材と調和して美味しい事!ここに至るまでに、又この店に来よう!との思いが湧いてきました。

焼物 (アスパラ太刀魚巻焼、酢取蓮根)
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魚が太刀魚なのですが、柔らかく、まるで鰻のよう‥私はとても太刀魚をこのように料理はできません。プロのなせるわざだと思いました。

焚合わせ (若竹煮、海老煮寄、花山椒)
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竹の子が柔らかいのなんのって!こんなに柔らかい竹の子を食べたのは初めてです。朝採り竹の子なのですね?そういえば、前菜の器として竹の子の皮を使用していました。

御飯 (新牛蒡焚き込み御飯、穴子付焼、蕗の薹) 赤出汁(利久麩、切三つ葉) 香の物(胡瓜、べったら、からし茄子、塩昆布)
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早いものでもう御飯です。美味しい料理は時の経過を早く感じます。

水菓子 (メロン、枇杷、西瓜、さくらんぼ、無花果、柑蜜掛け) 甘味 (しるこ、白玉)
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水菓子に柑蜜が掛けられた味付けで、ただ果物を並べただけではありません。

雪の間
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江戸の大店、伊豆屋の養子与三郎は木更津に預けられていましたが、地元の親分の妾、お富と情を通じます。二人の仲が露見し、お富は海に身を投げ、与三郎はめった切りにされ、3年の月日がながれます。一命をとりとめた与三郎は勘当され、刀傷を持つ「向庇の与三」として悪名をはせ、仲間のごろつきと共に玄治店(げんやだな)和泉屋の大番頭妾宅に強請に入ります。そこで同じく一命をとりとめたお富と再会します。
そのモデルとなる女性が住んでいたという玄治店(げんやだな)妾宅は現在の濱田家、雪の間あたり‥と伝えられています。

アクセスは東京メトロ、都営人形町駅より徒歩1分です。

私のいただいたお料理は¥15,000(水、木、土昼のみ、ザービス料15%、消費税別途)事前に予約が必要です。

又、異なる季節に是非訪れたい店です。




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